岡山県総社市の神社で、毎年恒例の古代米・赤米(あかごめ)の収穫が行われました。「総社赤米大使」でもある歌手・相川七瀬さんも参加し、子どもたちと稲刈りに汗を流しました。

総社市の神社では毎年、収穫された古代米・赤米を供える神事を行っています。

きょう(14日)は神社の田んぼで稲刈りが行われ、地元の小学生や総社赤米大使を務める歌手の相川七瀬さんも参加しました。

総社市では、子どもの食と健康に関心を持つ相川さんに大使を委嘱していて、稲刈りへの参加は今年で10回目となります。

(参加した児童)「(稲を)刈るのがすごく硬くてちょっと大変です」

(参加した児童)「稲が大きくなってびっくりした。倍以上に大きくなってびっくりした」

赤米を奉納する神事を行っているのは国内3つの神社だけで、相川さんは6月の田植えにも参加しています。

(総社赤米大使 歌手・相川七瀬さん)「赤米という日本で3つしか残っていない貴重なものを中心として、神事が残っているということを少しでも子どもたちの世代に伝えていけたらなというふうに思っています」

きょう(14日)収穫された赤米は、来月(12月)に行われる祭りで神社に供えられ、甘酒にして振舞われるということです。