ついに完成!若者の力が結集

この日、ふたりはトロフィーのレプリカに最終段階にあたる大会ロゴを彫り出しました。黒い塗装の厚さは1ミリ以下。調整を繰り返し、つきっきりでおよそ1時間。完成です。

川岸社長「きれいにいったね。すごくがんばってくれた。作る楽しさが一番わかると思う」

先に作っておいた内側の5つの層をつけます。実は、この鮮やかな5つの層の色づけは、ふたりの母校であるテクノアカデミーの後輩たちが授業で取り組み、製作に協力してくれました。

トロフィーには、南相馬の若者たちの思いが込められています。

入社6年目・鈴木大将さん「友達に言った。室屋さんのSNS見せてこれ(自分が)作ったんだって。」
入社1年目・二谷知輝さん「先輩に聞きながらいろいろ経験できて良かった」

川岸社長「メイドイン南相馬(の技術力)を皆さんに知っていただくいいきっかけになると思う。」

たくさんの思いが詰まったトロフィー。素材はアルミニウムということですが、ずっしり重みがあります。

南相馬の若者たちが作ったメイドイン南相馬の優勝トロフィー。室屋選手が優勝したことで福島に帰ってきてくれました。