海上自衛隊の最新型護衛艦「ゆうべつ」の船体が完成し、玉野市で進水式が行われました。

公開されたのは、直線的な船体によって最新鋭のステルス性能を持つ「もがみ型護衛艦」で、海上自衛隊で同型の艦は8隻目となります。

(防衛省 酒井良海上幕僚長)「本艦を『ゆうべつ』と命名する」

(ファンファーレ)

護衛艦「ゆうべつ」は北海道を流れる湧別川(ゆうべつがわ)に由来して名づけられました。

玉野市で「もがみ型護衛艦」が建造されるのは、2番艦の「くまの」に続き2隻目となります。

装備品の自動化によって従来の約半数の乗組員で航行できることが特徴で、海上の警戒・監視に加え、機雷の除去など様々な任務に対応が可能だということです。今後はミサイル発射装置などが装備され、来年度中に就役するということです。