旧統一協会の問題など霊感商法で悩む人を対象とした相談会が27日に盛岡市内で予定されています。14日対応にあたる弁護士らが会見し、「気軽に相談を」と呼びかけました。

14日は相談会を実施する法テラス岩手や岩手弁護士会の弁護士など4人が盛岡で会見を行いました。
霊感商法は不安につけこみ、単なる印鑑や置物などをあたかも霊力があるようにうたって高額で売り込む商法です。
2018年には、県内を含む全国80人以上から地蔵の建立費用などとして、合わせて2億円以上をだまし取ったとして、男女12人が逮捕されました。
旧統一協会の問題が表面化して以降、去年11月から今年9月までに法テラスには金銭トラブルや、宗教団体からの脱退についてなど全国から6000件余りの相談があり、このうち2割ほどが、旧統一協会に関するものだということです。
県内ではこれまでに、旧統一協会問題の弁護団に3件の相談が寄せられています。会見した川上博基弁護士は「当事者だけでなくその家族も含めて気軽に相談してほしい」と呼び掛けていました。
相談会は27日に盛岡市内で開かれ、3日前まで電話で予約を受け付けています。
(「ワンストップ相談会」 電話:0120-005931)