秋になると、河川敷や鉄道沿線で、黄色い花を咲かせる植物を見たことありませんか?この植物、外来種で「セイタカアワダチソウ」といいます。名前の通り、背が高い植物で、道に倒れてくると通行の邪魔になる、厄介者の一面もあります。しかし、「この植物の背が低くなっているのでは」という噂もあるのだそう。
一体どういうことなのか、その真相を取材しました。

島根県安来市の道の駅あらエッサの近くに群がって生える植物、「セイタカアワダチソウ」。毎年、10月~11月ごろにかけて、全国で花を咲かせ、黄色い絨毯のように一面の景色を彩ります。

キク科の多年草の「セイタカアワダチソウ」は、北米原産の外来種。繁殖力が強く、在来種を駆逐するなどして生態系を変えてしまう恐れもあることから、環境省が「要注意外来生物」に指定しています。

また、名前の通り背が高く、国立環境研究所によりますと、大きいものでは、2.5メートルにも成長します。

この「セイタカアワダチソウ」を巡っては、国道9号を管理している松江国道事務所が、頭を悩ませています。

というのも…