冷え込みが厳しい中、“冬の使者”が姿を見せました。越冬するため飛来するツルの群れが今季、初めて高知県四万十市で確認されました。
午前10時半ごろ四万十市安並の田園地帯で二番穂を啄んでいるのは9羽のナベヅル。おとなの成鳥7羽子どもの幼鳥2羽とみられます。
ツルの観察や見守り活動を行っている「四万十つるの里づくりの会」によりますと、“ねぐら”になるようにと小学生らがツルの模型を設置した田んぼ跡(江ノ村)で12日夕方野鳥の会のメンバーが6羽のナベヅルを発見しました。その後、里づくりの会のメンバーらが四万十川の入り江で3羽が加わった9羽を確認。四万十市でツルを確認したのは今季、初めてだといいます。
ツルは警戒心が強く、里づくりの会は『見かけても決して近づかず遠くから見守って欲しい』と呼びかけています。














