ビールへの減税の影響などで、今年10月のビールの販売実績が去年よりおよそ6割増えました。

ビール大手4社によりますと、今年10月のビールの販売実績は市場全体で去年より59%増えたということです。

今年10月に酒税法改正で「ビール」1缶あたり7円程度減税となったことや、それに併せて各社が新商品を投入したことなどが影響しました。また、去年10月はビール各社が値上げし、販売が落ちこんだため、その反動も影響したとみられます。

一方、酒税が引き上げられた、いわゆる「第3のビール」の販売実績は33%減少し、酒税改正の影響が顕著にあらわれています。