松野官房長官は、中国の湖南省で反スパイ法に違反した疑いで逮捕された50代の男性が懲役12年の実刑判決を受けたと明らかにしたうえで、「日本政府としてできる限りの支援を行っていく」と述べました。

松野官房長官
「11月3日、中国湖南省高級人民法院において、2019年7月に拘束された50代邦人男性に対する第2審判決公判が行われ、当該邦人に対する上訴が棄却され、第1審判決が維持されたことにより、懲役12年の刑が確定したと承知しています」

松野官房長官は午前の会見でこのように明かしたうえで、「今後とも邦人の保護の観点からできる限りの支援を行う」と述べました。

中国では2014年に「反スパイ法」が施行されて以降、17人の日本人が拘束され、今回のケースを含め、10人が実刑判決を受けています。

今後、日中首脳会談などの場でこの問題を議論するか問われた松野官房長官は「今後の首脳会談は決まっていない」としたうえで、日本人の早期帰国の実現など働きかけを継続する考えを示しました。