北朝鮮がネパールにある大使館の閉鎖を決定したことが分かりました。国際社会からの制裁による経済の苦境が背景にあるとみられます。
複数のネパールメディアは10日までに政府高官の話として、北朝鮮の駐ネパール大使がダハル首相に大使館の閉鎖を決定したことを伝えたと報じました。大使は経済の不況や地政学的な情勢の変化が閉鎖の理由だと説明したということです。
ダハル首相も6日にSNSへの投稿で、「北朝鮮の大使から電話で離任の挨拶があり、二国間協力の強化につながる大使の功績に謝意を表明した」と明らかにしています。
現地メディアによりますと、ネパールでは北朝鮮企業がレストランや病院などを経営していましたが、2019年に事業が閉鎖に追い込まれました。北朝鮮は国際社会からの経済制裁によって外貨の獲得や大使館の運営資金の確保が困難になったとみられています。
今後はインドの首都ニューデリーにある北朝鮮大使館がネパールの領事業務などを引き継ぐということです。
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