アメリカの与党・民主党の保守派の重鎮、マンチン上院議員が来年の上院議員選挙に出馬しない意向を明らかにしました。来年の大統領選挙で民主・共和の2大政党以外から出馬する可能性を模索しているとの観測も出ています。

来年の上院議員選挙への不出馬を表明したのは、民主党内で保守派の重鎮として知られるマンチン上院議員です。

マンチン氏はバイデン政権の政策はリベラル色が強すぎるなどとして、たびたび異論を唱え、共和党との超党派での政策協力にも積極姿勢をとってきました。

今後の政治活動について、マンチン氏は「中間層を動員して国民をひとつにまとめる政治運動に人々の関心があるか、国内をまわって見極めたい」と話していて、来年の大統領選挙で民主・共和の2大政党以外から出馬する可能性を模索しているとの観測も出ています。

マンチン氏は保守的な地盤で知られる南部ウエストバージニア州で民主党の議席を守ってきましたが、アメリカメディアはマンチン氏の不出馬により、来年の上院議員選挙では共和党が議席を取り戻す可能性が高いと伝えています。

上院の議席は無所属を含めた民主党系が51議席、共和党が49議席と拮抗していて、多数派の維持を目指す民主党にとって打撃になります。