■厳しい暑さだからこそ?サウナで「整う」

この暑さでも、いや、この暑さだからこそなのでしょうか?

東京・台東区のサウナ&カプセルホテル北欧では、仕事帰りの客で盛況でした。


サウナの温度は100度を超えています。

サウナの利用客
「熱いサウナに入って冷たい水風呂に入って、ここの外の空気を吸って
みたいなところが、サウナの良さ」

「脳のめぐりが良くなって気持ち良くなるというか、整う気持ちが得られる」


サウナ店の店員
「最近かなり暑くなってきたので、お客様の入りも増えてきてますね。サウナに入った後の水風呂に入って体の芯から冷やしてお帰りになられる。その方が仕事帰りの疲れもとれる感じのお客様が多いのかなと思う」

■北海道では大雨 引き続き警戒を 危険な暑さはいつまで続く?

一方北海道では局地的な大雨が続いています。旭川市では、川の堤防が一部決壊し、住宅2軒が床上浸水。24時間降水量が80.5ミリと6月の統計史上最も多くなり、引き続き土砂災害などへの警戒が必要です。

梅雨のない北海道のはずですが、なぜ今大雨に見舞われているのでしょうか?

気象予報士の国本未華さん
「本来、西日本や東日本に梅雨前線が停滞している時期なんですけど、
それがそのまま今、北日本に停滞しているという状態になっています。
北海道にかかるときというのは、活動が弱まることが多いんですよね。
ただ今年の場合は、太平洋高気圧が、非常に北に強く張り出していて、その縁を沿って非常に湿った空気が流れ込んでそれが北海道に流れ込んでいる」


危険な暑さはいつまで続くのでしょうか?

気象予報士の国本未華さん
「梅雨前線を押し上げている太平洋高気圧が西日本や東日本の暑さをもたらしています。太平洋高気圧だけではなくて、上空さらに高いところを覆うチベット高気圧というのも非常に勢力が強くなっている。ちょうど西日本・東日本で高気圧が2枚重ねになっているような状況で、日々暑さが蓄積しています。29日から30日にかけて一段と太平洋高気圧が強まって、その後日曜日になってくると徐々にしぼむ予想です。ですので来週になるとようやく暑さが落ち
つくかなという予想ですね」