■塩タブレットに麦茶 “灼熱”の麦茶工場の熱中症対策

この暑さで街ゆく人もしっかり熱中症対策をしています。ミネラル豊富でほてった体を冷やしてくれる麦茶。この時期、意識的に飲む方も多いのでは。

東京・練馬区にある麦茶を製造する川原製粉所。こちらの工場内にある窯の前は50℃以上の灼熱となっています。

川原製粉所代表取締役 川原 渉さん:
「焙煎の火を強くしないと美味しい麦茶はできないので、窯の温度を下げるっていうのはちょっとできないですね」

そんな麦茶工場の熱中症対策は、もちろん麦茶。合わせて塩タブレットを取ることで塩も補給します。


作業員:
「汗で水分以外にもミネラルがなくなってしまうので、麦茶と塩とで補給する感じでだいぶ違いますね。補給しないと結構夜に指がつったりするんです。それがなくなるので助かります」

この暑さで麦茶の売れ行きも良いそうで、灼熱地獄との戦いはまだまだ続きそうです。

政府は30日も東京電力管内で電力需給ひっ迫注意報を継続することを決定。熱中症に注意した上で、できる限りの節電を求めています。