3年前の豪雨で被災したJR肥薩線の復旧費のうち、熊本県と地元の市町村で負担する額について、県が全額を負担する方針であることがわかりました。
肥薩線の復旧費は“およそ235億円”とみられていて、JR九州や国の負担分を除いた県と地元12市町村の負担額は“およそ12億7000万円”となる見込みです。

これまで、県と地元市町村が負担分を折半する案が示されていましたが、県によりますと、その12億7000万円について県が全額を負担する方向で調整しているということです。

また、運転再開した場合の維持費についても、市町村の実質的な負担分、年間およそ1億2000万円を県ができる限り負担したいとしています。
