インターネットを利用して ”事業に必要な資金” を募る『クラウド ファンディング』の活用法などを学ぶ地元企業向けのセミナーが、29日長崎市で開かれました。

十八親和銀行 地域振興部 長尾 和弘 部長:
「いまクラウドファンディング市場がどんどん大きくなっていまして、新たな手法が出てきています」
このセミナーは地元企業の商品開発や、販路開拓を支援する取り組みの一環で、長崎市が開いたもので、長崎県内の事業者など、およそ30人が参加しました。

セミナーではクラウドファンディングの仕組みや活用法のほか、県内の成功事例や資金調達以外のメリットも紹介されました。
十八親和銀行 地域振興部 長尾 和弘 部長:
「クラウドファンディングをすると自社のPRにもつながります。商品も当然、魅力的な写真がたくさん載っているんですけど、”何のためにこの商品を作ったんだ” っていう『会社のストーリー』とかも、きっちり載せることもできますので、プロモーションにも使えます」
長崎市は、市内の中小企業を対象にクラウドファンディングに必要な経費を補助する制度を今年度から始めていて、今回のセミナーなどを通して制度の周知も図りたいとしています。