日本一の納豆を決める「全国納豆鑑評会」が長野市で開かれました。

ねば~る君:
「うれしいねばー!」

長野市の会場に現れたのは、納豆のゆるキャラ・ねば~る君。

そして…

「のびのび選手権!まぜまぜ選手権!」

納豆を混ぜる回数や糸の長さを競う「世界大会」も開催されました。

参加者:
「まさかこんな選手権があるとは」
「とても楽しかったです」

このイベントと同じ会場で、日本一の納豆を決める「全国納豆鑑評会」が行われました。

鑑評会は、納豆の製造技術と品質の向上を目指していて、長野では20年ぶりの開催です。

大粒や小粒など4つの部門に全国から180点が出品され、長野県からも9点がエントリーしました。

長野県納豆組合・村田滋理事長:
「長野の4社のメーカーは、長野県産の大豆で作ったものをエントリーしています。過去の受賞歴(最優秀賞4回)というのを考えますと、全く手の届かないところにある1位じゃない」

審査員は、納豆の糸の引き方や香り、食感などを評価していきます。

全国納豆連・相沢勝也副会長:
「糸引きは全体にすごくよくて、うま味があるかないかで私は判断しました。難しい…」

…と、審査員も思わず唸るほど僅差となった今回の鑑評会。

結果は…

「農林水産大臣賞、大粒白糸納豆」

最優秀賞に選ばれたのは、新潟県のメーカーの納豆で、長野県からは
中野市の阿部納豆店の商品が特別賞に選ばれました。

『特別賞』阿部納豆店・阿部久雄社長:
「賞をいただけてうれしいですね。私たち4社は、地元の大豆を使うことを心掛けていますので、地元の農家さんの応援も含めて、地場の大豆を使った納豆を食べてもらえると、非常にありがたいと思っております」