冷え込む日韓関係改善の呼び水になるでしょうか。羽田空港と韓国・ソウルの金浦空港を結ぶ航空路線の運航が、2年4か月ぶりに再開しました。

記者
「羽田・金浦間の路線が再開し、今、第一便の乗客が搭乗口に向かっています」

韓国・ソウルにある金浦空港。きょう、新型コロナの影響で停止されていた羽田・金浦間の航空路線がおよそ2年4か月ぶりに再開しました。初日は仕事や親族の訪問など、観光以外で利用する人が多い様子。

羽田に向かう乗客
「今は仕事で行きますが、自由に行き来できるようになれば、観光でいつでも日本に行けるので、その時を待っています」

羽田・金浦路線は2003年に当時の小泉総理と廬武鉉大統領が出した日韓首脳共同声明に基づき運航が始まりました。年間の利用客は200万人を超え、両国の首都を結ぶ路線であることから、韓国では「日韓交流の象徴」とも呼ばれています。

戦後最悪とも言われる状況にまで冷え込んできた日韓関係。今回の運航再開に期待する声も…

羽田に向かう乗客
「韓国と日本の交流が活発になりそうですし、今後、お互い訪問しあって関係が良くなればと思います」

視察に来た旅行会社の関係者
「今回の羽田からのフライトをきっかけに、ますます(交流が)活性化してほしいと思っています」

一方、日本の岸田総理と韓国の尹錫悦大統領は現在、NATO首脳会議に参加するためスペインを訪問中。

韓国政府によりますと、2人は晩餐会で初めて対面し、会話を交わしました。こうした外交の動きや首都を結ぶ空路の再開で「雪解け」につながるのでしょうか。