仙台市の定禅寺通では来年度からにぎわい創出などを目的とした再整備が予定されています。これを前に、街路樹のケヤキの根と土壌の状態を確認する調査が行われています。
鈴木哲朗記者:
「調査が行われているのは、こちらの定禅寺通のケヤキ並木です。来年度から始まる定禅寺通の再整備事業の一貫として調査が始まりました」

定禅寺通では、6日から調査が行われていて、8日は仙台市の職員と樹木医がケヤキの根の張り方などを確認していました。
樹木医 小嶌秀是さん:
「定禅寺通の整備にあたって、このケヤキを健全に保つために何かしら工事に影響がないかを調べます」

西公園から勾当台公園までのおよそ700メートルに166本が植えられている定禅寺通のケヤキ。調査ではこのうち遊歩道の緑地4か所と歩道の4か所の計8か所に深さ1.4メートルの穴を掘りケヤキの根と土壌の状態を調べます。

樹木医 小嶌秀是さん:
「これは生活根、ここから小さな毛細根が出て土から栄養を取る」
定禅寺通のケヤキは1958年に植栽されてから60年以上が経過していて、樹齢はおよそ80年になります。
樹木医 小嶌秀是さん:
「樹木は根が命ですので、その根を工事によって傷つけたり致命的な損傷にならないように、市の方に提言していこうと思います」
市が進める再整備では、ケヤキは現在のまま保存しながら車線を片側2車線に減らし歩道を拡張します。また、車道に自転車専用通行帯を設けるほか、交差点のスクランブル化などを行い「ひと中心の空間」への転換を図ります。

仙台市道路計画課 小野寺克成課長:
「多様な人々が日常的に訪れて美しいケヤキ並木のあるこの豊かな公共空間で過ごしていただくこと、楽しんでいただくことができるエリアを目指しています」

仙台市は12月上旬まで調査したうえで、生育環境に配慮した整備方法を検討することにしてます。再整備は来年度から始まり2027年度に完了する予定です。
ケヤキ並木の本格的な調査は26年ぶりで、樹木医によるとケヤキは元気な状態だということです。市は12月8日の光のページェントの開始までに調査を終えたいと話しています。














