飯山市では、橋を渡る歩行者を雪や風から守る「よしず」を張る作業が行われました。
千曲川にかかる飯山市の中央橋では、昭和40年代後半からおよそ半世紀にわたって、毎年「よしず」が張られています。

8日は下高井農林高校の2年生や県の職員などおよそ30人が、1.8メートル四方のよしずをおよそ100枚張りました。
高校生にとっては、学校で学んだ造園の技術を生かす実践の場でもあります。

高校生:
「どうやって結ぶか考えながらやるのが難しい」
高校生:
「伝統でもあるし、地域に貢献するという意味でもいい経験になったと思う」
高校生:
「北風から歩行者を守ることができたらいいと思う」
最高気温は17度を超え、平年よりも暖かい立冬を迎えた飯山市。
これから季節が進むと、やがて深い雪に覆われます。