キーワードは“高値疲れ”まもなく価格は落ち着く?

青森合同青果野菜部担当 荒谷晃好常務
「8月の猛暑で9月とか10月に品不足になって高騰しましたけど店でも売価が上がると一般の消費者が手を出しづらくなって、そうなると注文もいかなくなるので高値で疲れて少し値段が下がる」

キーワードは“高値疲れ”です。青森合同青果によりますと2023年の夏は入荷量が減っていつもの年より2割から5割ほど高値となった野菜。猛暑の影響で腐ったり花が落ちて実が成らずに収穫量が減少したりして品薄状態に。そこで価格が上昇して高値が長引くと今度は反動で売れ行きが落ち込み、価格の下落が予想される状態が“高値疲れ”です。

また、この先は入荷量が回復する見込みで、もうまもなく価格は落ち着くと見られています。

青森合同青果野菜部担当 荒谷晃好常務
「農家はいろいろな経費が上がったり暑さで栽培に本当に苦労している状況ですので、買って食べていただくことが応援になるし、それが価格にもつながっていく」

二十四節気の一つ「立冬」の11月8日。県内各地の日中の最高気温は12℃から13℃と平年よりも低くなる見込みです。野菜たっぷりの鍋で体をあたためてみては?