移籍先の最有力?ドジャースはエンゼルスと同じ西海岸チーム
齋藤キャスター:
専門家はどう見ているのか。

まず、元メジャーリーガーで野球解説者の五十嵐亮太さんの予想はドジャースで、「ポストシーズン常連の強豪。資金力もあり最有力か」ということです。
そこに対抗してくるのがマリナーズ。「オールスターでの大合唱『シアトルに来て!』が印象的。十分あり得ると思う」と五十嵐さんはおっしゃっています。
続いて、MLBアナリストの古内義明さん。ドジャース51%で、レンジャーズ、ジャイアンツ、メッツ、マリナーズ、エンゼルスで49%を分け合っている。あくまでドジャースが有力なのではないかということでした。

さらに古内さんにお話を伺いますと、移籍の条件としましては二刀流ができ、それからワールドシリーズ優勝の力を持っているチームで、野球に集中できる生活環境。この条件に最も合うのが今はドジャースで、ドジャース一択なのではないかということだそうです。
ホランキャスター:
あとは天気とかも考えてみると、マリナーズは雨が多いですし、ドジャースはロサンゼルスなので、エンゼルスとそんなに環境も変わりません。だから同じ西海岸で考えると、そうなのかなとか思ってみたり、みなかったり…。
齋藤キャスター:
では、これだけ有力視されているドジャースはどんなチームなのか。

今お話がありましたが、ロサンゼルスに拠点を構えています。11年連続でプレーオフに進出していて、有力選手がそろう“強豪チーム”なのだそうです。
過去を見ていくと野茂英雄さん、前田健太投手、ダルビッシュ有投手など、これまで日本人選手も9人が所属をしていました。日本の皆さんにとっても結構馴染みのあるクラブなのではと思いますけれども、やはりちょっと気になるのが、大谷翔平選手の状況ですよね。

8月24日に右ひじ靱帯を損傷し、9月20日に2度目の右ひじ手術を行いました。大谷翔平選手の代理人の方によると、2024年は打者のみでの出場見込みになるのではないか。そして、2025年の開幕から二刀流が復活できるのではないかという話をしています。
しかし、このことについて五十嵐さんは「(大谷選手側が)2度目の手術で慎重になっていると思う。万全を期すため、想定より時間がかかるか」ということで、2回手術をしているところが一つポイントになると話をされていました。
厚切りジェイソンさん:
これもう、手術で来年ちゃんと完全に復帰できるかどうかわからないところで10年契約を結ぼうとしているのはすごいですよね。でも、それでも(大谷翔平選手が)ほしいということになりそうですよね。
ホランキャスター:
けがというのは、スポーツ選手の皆さんどなたでもリスクがあるということを考えると、とにかく気をつけてほしいなという気持ちでいっぱいになります。
日比キャスター:
特に天気とか気候、環境ってすごく大事ですよね。やっぱりアメリカっていろいろ全然違いますもんね、場所というのが。
齋藤キャスター:
私はサッカーをやっていましたが、気候とかは結構影響されるなと思うところがあります。
慣れ親しんで、かつ環境を変えるといった意味では同じ場所のロサンゼルス、ドジャースがいいんじゃないかなと思います。同じ地区での移籍って若干わからないですけど、サッカーはタブー視されるんですよ。
でも(エンゼルスとドジャースは)リーグが違うじゃないですか、ア・リーグとナ・リーグで。だからそこらへんも懸念したうえで、ちょうどいいんじゃないかなと私は個人的に思っています。