広島カープは、日南秋季キャンプ2日目。7日も選手たちがさまざまな取り組みで飛躍を目指していました。

初日に続いて、朝から室内練習場に響く打球音―。日南キャンプ2日目も 中村健人 の “スーパー早出” で始まりました。

完全な自主練習ということで、ボールの準備も球拾いも全て1人ですが、来シーズンの飛躍への決意と危機感を持って一心不乱にバットを振ります。

広島カープ 中村健人 選手
「ことし1年間、まったく1軍のチームに貢献できなかったこともありますし、危機感をもちろん持ちながら、なんていうか、人生変えてやるぐらいの感じ・意気込みで来ているので」

そのあとも選手それぞれが課題に取り組みます。屋内練習場では、林晃汰 が、迎祐一郎 コーチとマンツーマンでノックバットを振っていました。これは、ピッチャーとの間合いの取り方や、自分のバッティングのタイミングの取り方を養いながら、いろんな気づきを解決していく練習です。

さらに、田村俊介 が、福地寿樹 コーチとマンツーマンで体の使い方やバットの出し方をみっちり話し合っていました。

今回のキャンプの特徴がこういった、一見、何をしているかわからないような練習にかなりの時間を使っていることで、これもチームの方針に選手をはめるのではなく、選手それぞれの課題にチームが寄り添うという取り組みの表れです。














