新潟市中央区で業務用エアコンの販売などを手掛けていた『株式会社Animo(アニモ』が10月27日に新潟地裁から破産開始決定を受けたことがわかりました。負債総額はおよそ2400万円とみられます。
民間の信用調査会社・東京商工リサーチ新潟支店によりますと、Animoは2020年3月に設立され、業務用エアコンの販売などを手掛けていて、飲食店などが顧客だったということです。
しかし、新型コロナウイルス感染拡大に伴い飲食店の集客が減少し、これに連動する形で業績も低迷。2021年2月期はおよそ1300万円の売上高を確保したものの、およそ1700万円の赤字計上を余儀なくされていたということです。その後も業況に改善の兆しは見られなかった模様で事業の継続が困難となり、今回の破産開始決定に至ったとみられます。
東京商工リサーチ新潟支店によりますと、Animoの負債総額はおよそ2400万円とみられ、新潟県内の新型コロナウイルス関連の破たんは121件目だということです。