日本銀行松本支店は、長野県内の経済について「持ち直している」と、総括判断を引き上げました。

引き上げの要因となったのは生産で、自動車関連が増加し、半導体などの需要も回復しつつあるとして、10月までの「弱めの動き」から「横ばい圏内の動き」に引き上げました。

また、個人消費は「緩やかに増加している」との判断を据え置き、総括判断について「県経済は持ち直している」とし、4か月ぶりに上方修正しました。
山本格(いたる)支店長:
「人出の回復が続くもとで、個人消費が緩やかに増加しているほか、企業の設備投資意欲は旺盛な状態が続いています。また雇用所得の持ち直しの動きも続いている」
山本支店長は、今後の海外の景気動向が県内経済に与える影響などを注視していくとしています。














