FDA=フジドリームエアラインズの楠瀬俊一(くすのせ・しゅんいち)社長が高知県の観光特使に委嘱されました。高知市出身でもある楠瀬社長は「とにかく高知に来てもらう」と意気込んでいます。

505組目の県の観光特使に委嘱されたFDAの楠瀬社長は高知市出身の65歳。2020年に社長に就任し、今年3月には高知龍馬空港と名古屋の中部国際空港通称セントレアを結ぶ路線を就航させるなど、県の観光振興に寄与してきたことから特使就任につながりました。

「魅力を知ってもらうためとにかく高知に来てもらうよう呼び掛けていく」と意気込む楠瀬社長。高知を離着陸するFDAの便の搭乗率はおよそ70%ということで、これをいかに伸ばしていけるかがポイントです。

(フジドリームエアラインズ 楠瀬俊一 社長)
「中部国際空港を経由するインバウンド客、あるいは日本国内の中部国際空港までの便を経由して高知まで来ていただく、そういう選択肢が広がっていると期待している」

県は「観光客数がコロナ禍前を上回っていくためにもFDAと様々な施策で協力していきたい」と話しています。