さらに『越後9000』の凄さは、周辺環境に配慮した点にもありました!
市街地でも作業ができるよう、作業音や振動を除去するシステムを搭載。
【記者リポート】
「こちら、低周波騒音と呼ばれる『耳には聞こえない低周波の音』を制御できるシステムも搭載しています」

環境に配慮した点はこれだけではありません。
運転作業中の余った電力は、蓄電池に蓄えて再利用します。
取材時の照明も蓄電池からの電力でまかなっていました。
蓄電容量は一般家庭の消費電力のおよそ16日分だそうです。

【本間組土木事業本部 川崎博之執行役員】
「日本の社会はどこでも担い手不足。今後は人の手を借りずに施工ができるように、このポンプ船を自動運転にするなどの“改造”をこれからもしていきたい」

頼もしい『越後9000』は、12月から稼働する予定です。