日本シリーズで、阪神タイガースと激闘を繰り広げたオリックスバファローズは、エース・山本由伸投手の大リーグ挑戦を容認すると発表しました。さっそく地元・岡山県備前市からは喜びの声が上がっています。

惜しくも日本一はなりませんでしたが、第6戦では先発完投し、シリーズ新記録となる1試合14奪三振の活躍も見せた山本由伸投手。

昨夜(5日)オリックスは、ポスティングシステムによるメジャーリーグ挑戦を認めました。

2017年から7年間日本球界で活躍し、史上初の3年連続投手四冠を果たした地元・岡山県備前市のヒーロー。来シーズンからメジャーリーグでのプレーが有力になったことを受けて、備前市からは喜びの声が聞かれました。

(備前市民)
「それは大騒ぎですね」
「今までがんばったからね、貢献したからいってもいいんじゃない。よくがんばったね」
「残念ですけど、非常に嬉しい。大きく世界で羽ばたいてもらいたい」

山本投手が愛する地元の老舗食堂「大阪屋」では。

(大阪屋店員・山本投手の幼なじみ川島駿作さん)
「オフシーズン、練習した後とかに一緒にご飯食べに行ってて、ヨッシー(山本投手)はここの焼肉定食がすごく好きで」

(大阪屋 當瀬真恵さん)
「いつも食べに来てくれてたんですけど、たれと焼肉のお肉を好んでくれているので、やっぱりそれで強くなったかもしれないという私たちの誇りでもあります。食べてから元気つけて行って活躍して欲しい」

メジャーリーグの公式サイトによりますと、移籍先の候補としてヤンキースやドジャースなど少なくとも8球団が興味を示しているということです。