リーグ終盤戦の明治安田生命サッカーJ3、カターレ富山は4日、貴重な勝利をおさめ2位との勝ち点差を2に縮めました。
前節を終えてリーグ戦残り5試合、J2昇格圏内の2位との勝ち点差を4としていたカターレ。アウェーで17位の琉球と対戦です。
まずは前半16分。安光の自陣からの長いパスは今季限りの現役引退を発表している高橋駿太へ。
そして…。
高橋のパスは背番号を譲り受けた松岡に。息のあったプレーで先制します。
勢いに乗ったカターレは試合を優位に進めると後半6分。自陣ペナルティエリア付近から速攻。大山のパスをマテウスがゴール前まで運ぶと…。相手ディフェンスをかわして打ったシュートはゴールポストが味方しネットを揺らします。
さらにそのわずか4分後、抜け出した高橋が一気にゴール前に運ぶと…。パスを受けた伊藤が落ち着いて流し込みリードを広げます。カターレは試合終了間際に1点を返されたものの3対1と快勝。貴重な勝ち点3をつかみ取りJ2昇格へ一歩前進です。
カターレはこれで勝ち点56。3位にとどまってはいるものの2位の鹿児島は引き分けたため勝ち点差は2と追い上げています。リーグ戦残り4試合、J2昇格へ負けられない戦いが続くカターレは次節、ホームで8位の奈良と対戦します。