6日朝の長野県内は、各地で最低気温が平年を5度から10度以上も上回り、長野や飯山では11月として観測史上最も暖かい朝となりました。

大陸から伸びる前線に向かって、南から温かく湿った空気が入り込んだ影響で、6日朝の長野県内は北部を中心に気温が高くなりました。

各地の最低気温は、長野で平年を11.8度上回る16.9度、飯山で11.2度上回る15.3度、信濃町で12.8度上回る15.2度などで、いずれも11月としては観測史上最も高くなりました。

このほか松本でも平年を6.9度上回る11.1度、諏訪で7.8度上回る12.2度、飯田で5.8度上回る11.5度など、各地で9月中旬から10月中旬並みとなりました。

6日の県内はおおむねくもりで、南部では夕方から、北部と中部では夜遅くには雨となる見込みです。

また松本地域では夕方まで、警報級の強い風が吹く可能性があり、気象台が強風注意報を出して注意を呼びかけています。