■ひとり親家庭の支援に影 物価高で寄付は半分に減少


物価高騰の影響は経済的に苦しいひとり親家庭にも。無料で食品を提供する神奈川県のNPO法人「フードバンク湘南」です。

物価高騰で支援を希望する人が増えているといいます。


小学生の子を育てるシングルマザー:
「収入が増えていないのに、支出だけ増えてしまっている。20円30円上がっていたりすると買うのをためらうので、今そういうもの(支援の食品)も頂いて何とかやっている」


こちらの女性の子どもは2人とも小学生。給食が無くなる夏休みは食品の無料配布がさらに欠かせなくなります。


小学生2人を育てる シングルマザー:
「食費的にもどうしようかなって悩んでいます。茹でてすぐ食べられるうどんとか、そばも入れてくださるのですごく助かります」

NPO「フードバンク湘南」は配布する食品をすべて寄付で集めていますが、物価高によって寄付は半分に減少。このままでは困窮家庭に配る食品を減らすしかありません。


NPO「フードバンク湘南」理事長:
「ちょっとゆとりがある方がいらしたら、本当にお互い様の気持ちで少しでも食品のご寄付を頂けると本当に嬉しい」