高知県在住の映画監督・安藤桃子さんが手がける「映画館」が、3日、グランドオープンしました。オープンを記念して、2日夜にはセレモニーが行われました。

3日、高知市帯屋町にグランドオープンした映画館「キネマミュージアム」。これに先立ち、2日夜、オープニングセレモニーが行われました。

映画館の前にはおよそ50mのレッドカーペットが用意され、安藤桃子さんをはじめ、高知県出身の俳優・中村里帆さん、安藤桃子さんの父で映画監督・俳優の奥田瑛二さんも登場。豪華俳優陣の姿に、駆けつけた100人を超えるファンは大盛り上がりでした。


■俳優・中村里帆さん
「(新作映画の撮影では)『風景』や『高知の空気の匂い』、目の前にいる『みんな』、いろんなところから引き出せてもらえた。初めて味わう感覚ばっかりで"宝物”が増えた」

「キネマミュージアム」誕生のきっかけは、2017年に期間限定で開館した「キネマM」です。映画を通じて高知を盛り上げようと立ち上げを企画した安藤さんは、4年ぶりの「おまちの映画館」復活に、喜びを爆発させていました。

■安藤桃子さん
「なんて幸せであろうか~!なんか…もう…、"ホーム”すぎて『みんなと一緒にここが作られたんだ』と実感している。来ただけで本当に幸せを感じられる場所になってほしい。子どもたちや若い人たちにとって、『自分たちの中にある感動がたくさん刺激されて、花が咲いていく』ような場所になってほしい」


「キネマミュージアム」では、監督を安藤桃子さん、主演を中村里帆さんが務める映画「勝手に流れた星だから」や、奥田瑛二さんが監督として手がけた新作映画などが上映されます。














