全国的に厳しい暑さが続いています。東京では6月として“観測史上初”4日連続の猛暑日が続き、熱中症の救急搬送者数も過去最多となるなか、インド人のあるツイートが話題となっています。また、世界各地でも40度以上が観測されるなど“異例の暑さ”に。森田気象予報士が解説します。

■全国「95地点」35度以上の猛暑日記録 東京“6月史上初”の4日連続の猛暑日

ホラン千秋キャスター:
全国的に暑い1日となりました。6月28日午後3時時点の各地の最高気温を見ると、35度以上の猛暑日となったのは全国914地点のうち、内陸や日本海側などの「95地点」ということです。最も暑かったのは、山梨県の勝沼で38.7度でした。

森田正光気象予報士:
山陰地方や九州などでも35度以上のところがみられますね。

ホランキャスター:
東京の6月下旬(21日~28日)の最高気温と、29~30日の予想をみてみると、25日から4日連続で35度以上の猛暑日となっています。6月で4日連続の猛暑日が続くのは“観測史上初”だということです。
さらに、通年でみても猛暑日の連続日数が観測史上2位なんだそうです。1位は2015年7月3日~8月7日の8日連続でした。今回も、このまま6月から7月にかけて猛暑日が8日間続くと、1位タイに並ぶということになります。
そして6月下旬ということでみていくと、日々の最高気温、予想も含めて、平均が33.1度ということで、観測史上1位になりそうですか?

森田気象予報士:
146年間、東京の観測があるんですが、こんなことは今までなかったですね。さらにこの暑さが7月4日ぐらいまで、ひょっとすると続きそうなんです。

■「ダメだ…インドより暑い」インド人も悲鳴 熱中症の救急搬送者も過去最多に

ホランキャスター:
ツイッターではあることが話題になっているんです。

日本在住15年 インド人のディーパックさんのツイッター(27日):
「ダメだ…インドより暑い…」

森田気象予報士:
インドは40度ぐらいになることが時々ありますが、感覚的には日本はインド以上の湿度がありますからね。

ホランキャスター:
インドで暑さに慣れている方でも「東京は暑い」と感じたことで、いいねが34.7万件ついたということです。

暑い日が続くと、やはり熱中症が年代関わらず心配になってきます。

東京の6月の熱中症の救急搬送者数について、過去10年のものを並べてみました。これまでは新型コロナウイルスの感染が始まった▼2020年が440人と最多でしたが、▼2022年は25・26・27日の3日間だけで457人にのぼり最多を更新しているんです。皆さん本当に体調管理を気を付けたいですね。

井上貴博キャスター:
毎年、危険な暑さとお伝えしていますけども、節電が平時になってきますね?

星浩さん:
そうですね。2022年がやはり異常なのは梅雨の短さですよね。田んぼの風景をちょっと思い出すんですけど、やっぱり田んぼは梅雨で水をいっぱい吸って、梅雨明けの強い太陽の光を浴びて、お米が立派に美味しく育つという経過を辿るんですが、この調子で大丈夫かなっていう気がしますけどね。

森田気象予報士:
水不足は恒常的に続きそうで、あと水が不足すると水力発電の方にも影響が出てくるわけですよね。だから心配なことが今年の夏はいっぱいあるんじゃないでしょうか。