高知県土佐市で、地元の産業や特産品について広く知ってもらおうと、初めてのイベントが開かれ、多くの人で賑わいました。

3日に土佐市で開かれた「土佐市産業祭」。コロナ禍で落ち込んだ土佐市の経済を盛り上げ、多くの人に地元の産業について知ってもらうきっかけになればと、今年初めて開催されました。

会場には、地元の農家や企業のブースがずらりと並び、新鮮な果物や野菜などを求めて多くの人で賑わっていました。

また、地元の産業に関する体験型のワークショップも開かれ、かつお節を生産する企業のブースでは、親子連れらが実際にかつお節を削って楽しんでいました。

■「かつお節削り」に参加した人
「削りたての方がおいしかった。削りたての方が濃くて、削りたてじゃない方は薄い味」
■「かつお節削り」に参加した人
「(土佐市の)宇佐でかつお節を作っているのは初めて聞いた。『高知はカツオ』というイメージがあったが、意外とかつお節のシェアが低くて不思議」

訪れた人たちは、地元の特産品を食べたり、さまざまな体験をしたりして、土佐市の魅力を再発見したようです。