福岡管区気象台は28日、九州北部地方が梅雨明けしたとみられると発表しました。「早すぎる夏」の到来。福岡県内では5か所で今シーズン最も高い気温を観測しています。


RKB本田奈也花「午後2時の福岡市中央区天神です。手元の温度計は、36度になりました。とにかく暑いです。立っているだけで、汗が出てきます」


開幕まであと3日となった「博多祇園山笠(やまかさ)」。大詰めを迎えている「飾り山笠(やま)」の制作も厳しい暑さの中での作業となり、休憩時間には、アイスクリームや冷感シートなどが配られていました。

中洲流 野田隆一副総務「大変な暑さで、誰か倒れたりしないか心配。気分が悪くなったりすると早めに降りて途中交代できるようには準備をしています」


福岡管区気象台は、九州北部地方が梅雨明けしたとみられると発表しました。平年より21日も早く、1951年の観測開始以来最も早い梅雨明けです。「早すぎる夏」の到来となり、福岡市と行橋市で34.2度、添田町で34.1度を観測するなど、県内5か所で今シーズン最も高い気温を観測しました。

市民「きょう梅雨明けしたの? 知らなかった。マスク、すごい蒸れて暑い。苦しいですよ。取りたいな、と」
「極力もう外に出たくないと思って。可能な限り家で過ごそうかな」


これからの1週間、前半は高気圧に覆われて晴れますが、後半は湿った空気の影響で雲が広がりやすくなる見通しです。最高気温と最低気温はともに平年より高く、最高気温は平年よりかなり高い日が多い見込みとなっています。

県内では午後4時半時点で33人が熱中症の疑いで病院に運ばれていて、気象台は、熱中症など健康管理に注意するよう呼びかけています。

一方、政府は、厳しい暑さが続いている影響で電力の供給が厳しくなるとして、東京電力の管内で「電力需給ひっ迫注意報」を発令しています。九州電力は、管内の電力の需給について「最低限必要とされる供給力を何とか確保できる見通し」としています。


九電 池辺和弘社長「夏の電力需給は安定供給に必要な供給予備率3パーセントを確保できる見通しではあるものの、ここ数年で最も厳しい見通しとなっております」

需給状況が厳しい見通しとなっていることから、九州電力は支障のない範囲でできる限りの節電をするよう呼びかけています。