鳥取県立博物館 鶴智之 学芸員
「もちろんカエルの種類によって生態は異なりますが、例えばアマガエルなどであれば、最近は繁殖期ではないので鳴き声はあまり聞こえませんけど、現在も活動期です。特に、最近は暖かい日が続いているので、露地栽培の葉物野菜にくっ付いているということは十分あり得る話だと思います」

アマガエルなどの場合、冬眠は12月頃からで、今はまだ活動している時期。アマガエルは、水辺で生活するのではなく、植物や木にくっついて暮らす生態であるため、野菜のすき間に入り込んでしまう可能性は十分考えられるといいます。

また別の施設の専門家によると、アマガエルは今の時期、朝寒くなると土や草の中に入ることがあり、レタスやキャベツの葉の中に入ることもあり得るということです。

鳥取県立博物館の鶴学芸員は、アマガエルは人体への害は特にないので、もし見つけた際は、落ちついて行動してもらいたいとしています。