北海道や三陸沖で大地震が起きた後に発表される「後発地震注意情報」についてです。防災を学ぶ高校生らが後発地震注意情報について、市民に紹介する防災教室が宮城県利府町で開かれました。

防災教室には、多賀城高校災害科学科の生徒28人が参加しました。生徒たちは、買い物客らに去年から運用が始まった後発地震注意情報について紹介しました。

この注意情報は北海道や三陸沖で大地震が起きた場合、その後、より大きな地震が起きる可能性があると、注意を促すため発表されます。発表後、1週間以内に巨大地震が起きる確率は100回に1回程度とされていて、生徒が100個のピンポン玉を使って実際にピンポン玉を引いてもらい、訪れた人に後発地震の発生確率を体感してもらいました。

防災教室に参加した人:
「こういうのもあるんだなって再認識しました。本当に勉強になりました」
多賀城高校災害科学科の生徒:
「(巨大地震が)今来てもおかしくないということを知ってもらえたので、それが今回行なってみて良かった点」

このほか、災害時に地図を使って対策を検討する体験もあり、訪れた人たちは高校生と熱心に意見を交わしていました。

改めて、後発地震注意情報とはどういうものなのか確認していきます。

北海道沖の千島海溝沿いや三陸沖の日本海溝沿いの想定震源域です。
マグニチュード7以上の地震が起きた場合に、その後、より大きなマグニチュード9クラスの巨大地震が発生する可能性があることから、注意を促すために出される情報です。

対象となるエリアは北海道から千葉県にかけてで宮城県内は35の全ての市町村です。ただし、この情報が発表されても、1週間以内に巨大地震が発生する確率は100回に1回程度とされていて事前の避難の呼びかけなどは行われません。