長野県佐久市の望月(もちづき)地区で、伝統の草競馬大会が開かれました。

平安時代、朝廷に馬を献上する牧場があったとされる歴史から『駒の里』としてPRしようと始まった大会は、2023年で35回を数えます。

2019年の台風19号災害や新型コロナの影響で中止が続き、2023年、5年ぶりに地域の秋の楽しみが戻ってきました。

毎年観戦に来る地元の人:
「4年長かったけどね。楽しみでな」
東京から毎年レースに参加:
「普段一緒に過ごしている馬たちと一緒に競技に参加できるっていうのが、一番楽しいですね」

コロナ禍で馬主が馬を手放すなどして、出走した馬は全盛期の100頭ほどから28頭まで減りましたが、それぞれの持ち味を発揮して観客を魅了していました。