ロシアでCTBT=包括的核実験禁止条約の批准撤回に関する法律が公布・発効したことを受け、岸田総理は、自身のSNS上に「国際社会が長年積み重ねてきた努力に逆行するものであり、極めて遺憾です」と投稿しました。
その上で、「被爆地広島出身の総理大臣として、CTBTの早期発効を含む現実的かつ実践的な取組を通じ、「核兵器のない世界」の実現に向けて引き続き全力を尽くす」と強調しました。
また上川外務大臣も談話を発表し、ロシアに対し▽CTBTが規定する核実験禁止の規範性を引き続き尊重すること、▽国際的監視体制の維持・強化や核軍縮・不拡散体制に対するコミットを示し続けることを求めました。
CTBTは宇宙空間や地下などあらゆる場所において爆発を伴う核兵器の実験や核爆発を禁止する条約で、ロシアを含めると178の国が批准しています。
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