お笑いコンビ「スピードワゴン」の井戸田潤さんが、10月25日に発売した書籍「ハンバーグ師匠のモトライフ」の発売記念イベント取材会に登壇しました。
本作は、ハンバーグ師匠こと、井戸田さんのバイク愛が詰まった一冊。番組でいじられた事で有名となった、ピンク色の「SLP(ソープランドピンク)号」などが紹介されています。「SLP号」は馬鹿にした芸人たちが、相次いで謹慎処分となったことから、「呪いのバイク」ともいわれる「日本一有名なバイク」です。
「バイク芸人」としても注目を浴びる井戸田さんは登壇すると、“俺だよ俺、ハンバーグだよ"と楽器のヴィブラスラップを鳴らし、お決まりの挨拶を披露。
今回の書籍化について井戸田さんは、“マネージャーさんに「SLP号が書籍化します」って言われて、バイクが書籍化するって、前代未聞って言われているので耳を疑いました"と驚きながらも、“本なんて縁がないと思っていた。物書きでもないし、ネタも書いていない。ありがたいですね。"と笑顔を見せました。
井戸田さんは、“僕の中では、超かっこいいバイクだと思っていたけど、番組の中で超イジられて、次の日から、すれ違う車の車内から大爆笑された。「井戸田マジで乗ってるぞ」って。「バイカー・井戸田」と、「芸人・井戸田」の葛藤があった。(芸人として)ウケてるからいい、バイカーとしては恥ずかしいみたいなのを繰り返しながら、「芸人・井戸田」が勝って、昼は恥ずかしくて1人で(バイクに)乗れなかった。半年間。"と当時を振り返りました。
しかし、井戸田さんは、“ハートが鍛えられました。いいと思うものを貫くっていう、今となっては、「あいつ、まだ乗ってる。本当に好きなんだな」っていうので信頼度が上がっています。それが本となりました"と笑顔で語りました。
イベント中、井戸田さんは、“不思議なものですね。「ハンバーグ師匠」の格好で、皆さんの前で話聞いてもらえるなんて。25年前、芸人を目指して東京に出てきた頃は、夢にも思っていなかった。あの頃は、日本一の漫才師になろうと思って、東京に出て来たんですよ。"としみじみ話しながら、“今、見てください。お惣菜(ハンバーグ)を大声で叫んでいます。"と自虐しながら会場を笑わせました。
【担当:芸能情報ステーション】














