どちらも勝利すれば日本一に王手がかかる大一番。日本シリーズ第5戦。
勝てば日本一へ王手となるきょうの第5戦、マウンドを岡田監督から託されたのは、シーズン12勝2敗と育成から現役ドラフトを経て6年目で花開いた阪神タイガース先発投手陣の勝ち頭、大竹耕太郎(済々黌高→早稲田大→ソフトバンク→タイガース)投手でした。
大竹投手は、立ち上がりから今シーズンと変わらぬ淡々とした頭脳派ピッチング。ヒットを許しはするものの要所要所を抑え、内野ゴロの山。
4回に6番ゴンザレスにソロホームランを浴びるも、5イニングを投げ最少失点「1」(球数:82 被安打:6 奪三振:4 失点:1)の好投を見せましたが、味方の援護がなく、1-0でオリックスがリードのまま、マウンドを降りました。
試合はその後、オリックスが阪神のエラーで1点を追加、このままかと思われましたが、阪神は8回、タイムリーを重ね一挙6得点し、2-6と逆転に成功しそのまま勝利。
阪神タイガースが3勝2敗とし、38年ぶりの日本一へ王手をかけました。

●阪神甲子園球場
日本シリーズ第5戦:オリックスー 阪神
オリックス:000|100|100|2
阪神 :000|000|06x|6
オリックス…田嶋・山﨑(負)・宇田川・阿部 - 若月
阪神…大竹 ・西純矢 ・ 島本 ・石井・湯浅(勝)・岩崎 - 坂本
■オリックス スターティングメンバ―
1(中)廣岡大志
2(三)宗佑磨
3(右)森友哉
4(一)頓宮裕真
5(左)杉本裕太郎
6(二)ゴンザレス
7(遊)紅林弘太郎
8(左)若月健矢
9(投)田嶋大樹
■阪神 スターティングメンバ―
1(中)近本光司
2(二)中野拓夢
3(右)森下翔太
4(一)大山悠輔
5(左)ノイジー
6(三)佐藤輝明
7(捕)坂本誠志郎
8(遊)木浪聖也
9(投)大竹耕太郎














