TikTokに投稿した動画が「女性蔑視にあたる」などと批判を受け、動画の投稿を控えていた浦添市の松本市長は、投稿を終了すると発表しました。
10月31日に浦添市の公式アカウント「TikTok市長」に投稿されたおよそ3分にわたる動画では、黒いポロシャツに身を包んだ市長が批判を受けた動画について改めて謝罪し、調査検証委員会を立ち上げることを説明しました。

委員会は動画の内容分析のほか、動画を削除するか否かや制作費用240万円の取り扱いについて検証する方針で、松本市長は全額、自身で弁済する意向を示しています。
投稿を始めた去年10月からの1年間を振り返り、TikTok動画クリエイターが集う「TikTok Creative Festivalon Tour」を浦添てだこ祭りに誘致できたことについて感謝の意を述べました。
その上で、この動画をもって配信を終了することを明らかにし「自身の認識不足によって継続できない事態を招いてしまったことは、悔やんでも悔やみきれない」と悔しさをにじませました。
そして「さようなら」と言って一礼し、最後の投稿を締めくくりました。
検証委員会は年度内に結論を出す予定です。