長崎県は10月23日から10月29日までの感染症発生動向調査の速報を発表しました。
インフルエンザは2週続けて注意報レベル
長崎県によりますと、10月29日までの一週間に、県内70の医療機関で報告されたインフルエンザの患者数は、前の週より433人増え、1,349人となりました。
1医療機関あたりの報告数は19.27で、前週に引き続き、注意報の目安である「10」を上回っています。
定点あたりの報告数の多い保健所は、
・佐世保地区…48.55
・上五島地区…26.33で、2週続けて「警報レベル」
・県北地区…22.25
・長崎地区…20.94
・県央地区…16.18では「注意報レベル」となっています。
※警報開始基準値は<30>で、これを超えた場合、終息基準値<10>を下回るまわるまでは「警報レベル」となる。

9月4日から集計が開始された「2023/2024シーズン」では、流行の目安である1.0を超えた状態が継続しており、9月以降、患者数が急増しています。
県は、場面に応じたマスク着用や、手洗い、換気など基本的な対策を呼びかけています。
新型コロナは前週から0.45減

新型コロナウイルス感染症は、70の医療機関から139人の報告があり、前週に比べ32人減少しました。
定点当たりの報告数は1.99で、前週に比べ0.45減少しています。