冬にかけての風物詩です。11月1日夕方、宿毛湾に『だるま夕日』が現われました。
1日午後5時、高知県宿毛市小筑紫町の田ノ浦から望む宿毛湾。沈む太陽と夕焼け空、そして、筋状に伸びた雲がまるで絵画のような光景です。15分ほど過ぎると、その姿が見えてきました。
『だるま夕日』です。水平線のすぐ上に薄い雲のベールがかかっていて、カメラの映像では黄色と赤の2色をまとった姿に。水蒸気で光が屈折するために見られる蜃気楼の一種で、地元のカメラ愛好家によりますと10月31日もだるま夕日があらわれたといいます。
宿毛湾では条件が揃えば2月ごろまでだるま夕日が見られます。