毎年優れた業績を上げた人や団体に贈られる龍馬賞が、今年は高知県立牧野植物園に贈られることに決まりました。
龍馬賞は、県内で社会やスポーツなどのさまざまな分野で業績をあげた個人や団体に贈られる賞で、今年で38回目です。
今年は、県立牧野植物園に贈られることになりました。牧野植物園は、5月に植物研究交流センターをオープンしたほか、連続テレビ小説の放送などにより今年度過去最多の入園者数となるなど注目が高まっています。また、地元の人たちに親しまれ観光振興にも寄与していることから受賞が決まりました。
(県立牧野植物園 川原信夫 園長)
「驚きとともに『すごい賞をいただけるんだ』という喜びの気持ちが出てきた。牧野博士の業績や史実、志や精神、高知の豊かな自然をしっかり保全・保護して後世に残していけるよう、植物を通じた社会貢献を目指して我々一同今後も気を引き締めて取り組んでいきたい」
牧野植物園は、教育活動として植物の面白さを伝えることで、第二の“牧野博士”が生まれることを目指していくということです。龍馬賞の授賞式は、11月15日に高知市で開かれます。














