運転士不足の影響は、生活路線だけにとどまりません。松山の観光のシンボル、坊っちゃん列車が11月から運休に入りました。市民からは運休を惜しむ声が聞かれました。
(観光客)
「明日…明日乗ろうって話していたのに」
10月29日、日曜日の道後温泉駅前は、運休前の最終運転日を迎えた坊っちゃん列車に、多くの人がカメラを向けていました。
運休前の「乗り収め」客が多いようで、この日、松山市駅前に向かう便のきっぷは完売していました。
市内に住む女性は、見慣れた坊っちゃん列車に初めて乗ろうとやってきたそうですが…
(市内から)
「今日乗れなかったので、復活したら乗りたいです」
ほかの女性も、市内から親子で「お見送り」に訪れていました。
(市内から)
「走っていることが普通だったので、まさか最後になるとは思わなかったので、ちょっと見に行こうかと。すぐ再開したらいいが、いつになるか分からないので、とりあえず『ラストラン』を」
(子ども)
「普段聞いていたものが聞こえなくなるというのが、寂しいなと」
松山の街の風景の1つになっていた坊っちゃん列車。早い復活を望む声が多く聞かれました。
注目の記事
年末の大掃除に「終活」の視点を! 実家の片付け、業者に委託すると…費用は平均100万円! 溜めこまないコツは「日ごろから…」

コメダ珈琲を訪れた80代男性「100万円を持って来ている」ベテラン店員が感じた“違和感” 特殊詐欺被害を防いだ「いつもの会話」

「役員は下を向いて黙っているだけ」笹子トンネル事故で亡くなった姉 中日本高速道路の姿勢に妹が感じた“諦め” 【天井板崩落事故の遺族の訴え 前編・中編・後編の前編】

お年玉の由来って何?お金じゃなくて「餅だった」説&「大人同士のやり取りだった」説 歴史学から見ると

「カビた部分だけ捨てる」は誤解 中には“最強クラスの発がん性”を持つ毒も…加熱しても消えない『カビ毒』の正体

「私の長女は事件で亡くなりました。はっきり言うと、殺されました」20年前に殺人事件で長女(28)を失った父親が訴える「命」の意味【前編】









