岡山県吉備中央町の水道水から国の暫定目標値を超える「有機フッ素化合物」が検出された問題です。復旧に向け、浄水場のろ過砂の洗浄・入れ替え作業の大半が完了したとして、作業の様子が公開されました。

吉備中央町の円城浄水場で報道に向け公開されたのは、水を浄化する装置に含まれる活性炭を入れ替える作業です。

浄水場では去年10月の調査で、国の暫定目標値の28倍となる「有機フッ素化合物」が検出されていて、町は飲料水としての水道供給を再開するため、取水するダムの変更と合わせて浄水場の作業を進めています。

(吉備中央町役場 水道課 歳原雅則課長)「飲んでも大丈夫であると、大丈夫ですよといったことができるように関係機関挙げて対応していきたいと」

今回の作業で浄水場の作業の大半は終了していて、今後は数値の調査を継続し今月(11月)下旬までの復旧を目指すとしています。