長野県内のインフルエンザの感染者は6週連続で増加し、上田、北信、伊那の3つの地域で警報の基準値に達しています。

10月23日から1週間のインフルエンザの感染者数は、1医療機関あたり23.03人で前の週より8.3人増え、6週連続で増加しました。

保健所別では、上田が56.13人と最も多く、次いで北信が37.20人、伊那が30.63人と、いずれも警報の基準値に達していて、木曽と大町を除く7つの地域でも注意報レベルとなっています。

長野県によりますと、23日からの1週間で、県内4つの小学校が休校したほか、幼稚園や小・中学校・高校などで学年閉鎖が16、学級閉鎖は80に上り、教育現場で感染が広がっています。

一方、新型コロナの感染者は1医療機関あたり6.39人で、8週ぶりに増加しました。