長野市に本社を置く東証スタンダード上場の電算は、東京のTOPPANエッジと資本業務提携を行うことになりました。

電算によりますと提携は31日付けで締結され、電算の株式84万株を新たにTOPPANエッジが取得。


TOPPANエッジは、これまでに保有していた株式とあわせて88万株、15.19%を保有することになり、株主としては2番目となります。

電算は、自治体や企業向けの情報システムやデータセンターサービスを得意としていて、2022年度の売り上げは178億円でした。

一方のTOPPANエッジは、2022年度の売り上げは1768億円で、自治体の情報システムの業務を請け負うアウトソーシングなどを展開しています。


今回の資本業務提携は、両社の得意分野をあわせて領域を広めていくのが狙いで、電算では「今後、具体的な取り組みを進め、自治体や民間企業などでの事業を拡大していきたい」と話しています。