「南4西4」は「すすきの」に
国土交通省では、初めて訪れる観光客などにもわかりやすい案内になるよう、2015年から順次、標識に観光地の名前を表示する取り組みを行っています。県内ではこれまでに3年前に桑折町で実施されていて、国見町では今回が初めてです。
さらに、こちらの交差点にはもともと標識がありませんでしたが…。
松井アナ「いま、作業が行われています。『観月台公園入口』と書かれた新しい標識が設置されています。わかりやすくなりましたね。」

国見町の観光名所、「観月台公園」へと至る交差点に新たな標識が設置されました。また、外国人にもわかりやすいようにと英語でも表記されています。
こうした案内標識の改善作業。実は、全国で行われています。
たとえば、碁盤の目状に道路が整備されている札幌市では「南4西4」といった標識が一般的ですが、ほかの場所から来た人には、なかなかなじみにくい標識です。これを「すすきの」という表示に改めました。

また、新たに設けた例もあります。山形県では、代表的な観光地「山寺」へと至る道路の交差点4か所に、ピクトグラムつきの「山寺入口」という標識を新設しました。

こうした標識には、英語の表示を必ずつけることになっていて、地元の意見を参考にしながら、表記を決めているということです。
国土交通省では、観光立国や地方創生といった観点から今後も、こうした標識を増やしていく予定です。使う人の目線に立った、わかりやすい表示が今後も増えていくといいですね。














