SGDsについて学ぼうと企業の垣根を越えた交流会が、先週27日、高知市で開かれました。
この会は高知市のミタニ建設工業が主催しました。3回目となった今回は県内の建設会社を中心におよそ20人が参加。地域の脱炭素化に取り組む藤野純一(ふじの・じゅんいち)さんが「脱炭素経営のススメ」をテーマに講演しました。
藤野さんは日本のエネルギーの状況について「建物の性能が低いほか古い設備によって過剰にエネルギーを使っている」と指摘。その上で「企業のみがイノベーションを起こせる」とアドバイスしました。
この後開かれたグループワークで参加者たちは脱炭素化に向けての会社の課題などについて意見を交わしていました。
(参加者)
「(脱炭素化を)やらなくちゃいけないだけの気持ちで終わるのではなく、トップから下の者が共有した勉強会を開くことを提案したい」
(ミタニ建設工業 中村美穂子 広報課長)
「資材や運搬、様々なところでCO2が排出されますので、それぞれの会社の課題とかできることは異なってきますので、それを共有することで新たなアクションにつながればいい」
ミタニ建設工業は今後も建設業界全体で環境に配慮した取り組みをしていきたいとしています。














