季節が進み秋晴れに恵まれる中、空気が乾燥しています。大分県内では10月18日から少なくとも18件の火災が相次いでいて、一層の火の用心が必要です。

(渡辺キャスター)「大分市荏隈の集合住宅です。一夜明け警察と消防が現場検証をしています。壁は黒く焦げて中もかなり焼けたように見えます」

29日午前8時半前、大分市荏隈にある4階建て集合住宅の1階の1室が燃える火事がありました。火は2階部分にまで燃え広がりましたが、消防車16台が出動しおよそ1時間半後に消し止められました。

この部屋に住む50代の男性が煙を吸って病院に運ばれましたが、命に別状はないということです。

県内では10月18日から少なくとも18件の火災が発生していて、10月22日には別府市の住宅1棟が全焼し2人が死亡しました。県内では、10月に入って17日間にわたり乾燥注意報が発表されていて、消防は火の取り扱いに注意を呼びかけています。